第66回(令和2年秋部)入選作品

沿線の花に水やる吾が背なに過ぎゆく列車の風は秋めく                        杉崎 康代 【寸 評】 「風は秋めく」が結句で情緒が出ていて読者を秋の世界へと導く この空の下に禍拡がると信じられない青さ […]