杉田玄白は、享保十八(一七三三)年に江戸で生まれ、
幼少期を小浜で過ごしました。
医師であり蘭学者でもあった玄白は、
オランダの解剖学書「ターヘル・アナトミア」を翻訳し、
「解体新書」を刊行しました。
玄白は、さらにその後も、
「養生七不可」(長生きするための七つのしないこと)を書き記しました。
「養生七不可」は、心・食・運動の観点から説明され、
その内容は現代にも通じるものとなっています。
小浜にゆかりのある偉人「杉田玄白」を通して、
今一度健康について考えてみてはいかがでしょうか。
御食国若狭おばま食文化館職員 川植 靖悟