
「有機〇〇」で初めに思いつく言葉は何でしょう?
有機米・有機野菜・有機栽培・・・いろいろとある。
世間では二十年くらい前まで、有機農業はちょっと変わった、
風変わりな農法と思われがちでしたが、
今や有機栽培米は米処福井でも付加価値がついて、
「値段はちょっとお高いけれど、おいしいお米」になりました。
越前市や小浜市では、人もコウノトリも育む町づくりの一環で
化学肥料や農薬を使わないお米づくりや水辺の生きものを増やす取り組みをしています。
有機の語源は「天地有機」で、
日本語では「天地に機有り」と読みます。
「天地」は大自然、「機」は時や仕組みという意味で、
つまり大自然には時があり仕組み、つまり法則があるということ。
大自然は絶えず生々として繁茂し、
農薬や化学肥料を使わなくても樹々は春には芽吹き、
秋には落葉し、逞しく成長します。
この法則を可能にしているのは、
樹々は自らいい土を作る力を有しているからで、そのいい土とは腐葉土であり、
腐葉土と同じような土を畑に再現すれば野菜も農薬や化学肥料を必要としないはず。
この天地有機の考え方が日本の有機農業の基礎にあるのです。
NPO ヨダカの森 和田千代


