八百姫千代寿(栗入蕎麦上用饅頭)6個入
八百姫千代寿(栗入蕎麦上用饅頭)6個入
(cyj006)
- 商品説明 : 皆様の長寿と幸せをお祈りして・・・
万葉集を代表する歌人、大伴家持・坂上大嬢の浪漫にあふれた香しい相聞の歌で知られる若狭・小浜の後瀬山は、遙かな上代の昔から歌人たちに歌枕として詠みこまれ、千数百年を経た今日も、尚その呼称を不変のままに遺す、由緒深い若狭の名山でございます。
後瀬山はまた「白椿山」とも別称され、椿の名勝としても名高く、それゆえ数多くの伝説・伝承が彩りを添え、謡曲「氷室」には
「花の名の 白玉椿 八千代経て 緑にかえる
空なれや 春の後瀬の 山続く・・・・・」
と謡われ、「白玉椿八千代経て」とありますように、古くから椿、中でも白玉椿は八百比尼の故事に侯つまでもなく、芽出度いものの象徴とする風習があったことはよく知られるところで、かつて宮中・貴族の間では永遠の生命と、千代の契りを表すものでございました。
本菓は謡曲・氷室の白玉椿と、更にその流れを汲む地唄舞の玉椿を菓心として後瀬山の優雅な姿を映し、皆様の長寿とお幸せをお祈りつつ
「八百姫千代寿 (やおひめ ちよじゅ)」
と銘してお作りした佳品でございます。
大きな柔栗のまわりに小豆のこしあんを添えて包み 上皮には福井県おおい町名田庄三重産のそば粉で、 ふっくら もちもち食感に仕上げた栗入蕎麦薯蕷饅頭です。
名田庄は、水が清く澄み、蛍の飛び交うさまは ただただ目を見張るばかりです。
いずれの谷にも、そこここの小川にも、夏の夜の光の乱舞が見られました。
そんな星と祈りと暦の里、名田庄の名水に飛ぶほたる をイメージし、
栗入蕎麦薯蕷饅頭に 金箔をあしらい蛍としました。
◎ご注意ください!
こちらの商品は、防腐剤・保存料等を一切使用していない生菓子ですので、
消費期限が大変短くなっております。
お菓子本来の美味しさを味わっていただくため、適切に保存の上、
くれぐれも消費期限内にお召し上がり下さいますようお願い申し上げます。
内容量 | 6個入り |
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賞味期限 | 3日(出荷日含む) |
保存方法 | 直射日光、高温多湿を避けて保存 |
外箱サイズ | 約縦18.5cm×横12.5cm×高さ5.3cm | 原材料名 | 上用粉、砂糖、山芋、水飴、栗、赤餡、名田庄産そば粉(23年度産) |
包み紙は若狭を愛し、その心を絵に表現されておられる画家、渡辺淳先生に、
ひっそりと咲く白椿を描画していただき、
菓名の「八百姫千代寿(やおひめちよじゅ)」の染筆もいただきました。
渡辺先生は、福井県おおい町川上でお生まれになり、
八回もの日展入選をはじめ、水上勉氏著作の挿絵、装丁を多数手掛けられ、画集も刊行されておられます。